三味線の糸えらび

三味線の糸は、消耗品でありながら音を大きく左右する部分です。同じ楽器でも、糸を替えるだけで鳴りの印象がずいぶん変わります。当店では津軽・民謡・長唄それぞれに合う糸を取り揃えています。

素材で選ぶ

  • 絹糸— やわらかく深みのある音色。伝統的な響きを求める方に。切れやすく寿命は短めです
  • テトロン・ナイロン糸— 丈夫で長持ち。湿気にも強く、稽古用や普段使いに向いています

太さ(数字)で選ぶ

糸は一の糸(太)・二の糸(中)・三の糸(細)の3本組で、それぞれに号数があります。数字が大きいほど太く、音は重くなります。ジャンルによって標準的な組み合わせが異なりますので、迷われたときはお使いの三味線の種類をお知らせください。

交換の目安

三の糸は最も細く、いちばん早く傷みます。週に数回弾かれる方なら、三の糸は数週間、一・二の糸は数か月が交換の目安です。音がこもる、調弦(チューニング)が安定しない、といったときは糸の寿命を疑ってみてください。

予備の糸は常に手元に置いておくと安心です。演奏の途中で切れることも珍しくありません。

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