指掛・指すりについて

指掛は、三味線の棹を支える左手にはめる布製の小物です。指の滑りをなめらかにして、ポジション移動をしやすくしてくれます。地味な道具ですが、一般的には使わないで演奏するのはほぼ不可能といえます。

指掛が必要な理由

棹は直接手で握ると、汗を吸って表面が曇ったり、滑りが悪くなったりします。とくに夏場や、稽古で長時間弾かれる方には欠かせません。棹は三味線でもっとも高価で重要な部分ですので、消耗を防ぐという意味でも役に立ちます。

サイズの選び方

指掛は手のサイズに合わせて選びます。きつすぎると指の動きを妨げ、ゆるすぎるとずれて演奏の邪魔になります。締め付けを感じない範囲で、できるだけぴったりしたものをお選びください。

お手入れ

汗を吸うものですので、使ったあとは風通しのよい場所で乾かしてください。洗える素材のものは定期的に洗濯されると、におい移りや傷みを防げます。消耗品ですので、伸びてきたら早めの交換をおすすめします。

色や柄のあるものは、演奏会での装いに合わせて選ぶ楽しみもあります。稽古用と本番用で使い分けられる方も多い小物です。

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